（ ´_ゝ`）うふふふふ…

（　´_ゝ`）「今日の貴方も素敵よ…と。」

（´<_｀ 　）「……………」

（　´_ゝ`）「いやん、エッチ！おいたしちゃ駄目よ…と。」

（´<_｀ 　）「……………」

（　´_ゝ`）「ええ…それじゃあ、明日ハチ公前で会いましょう…と。」

（´<_｀ 　）「兄者、気持ち悪い。」

（；´_ゝ`）「お、弟者！いつからそこに…」

（´<_｀ 　）「兄者が性転換する瞬間からいたが。」

（；´_ゝ`）「つまりは最初からいたと…」

（´<_｀ 　）「兄者にそんな趣味があるとは驚きだ。早速母者に通報せねば。」

（；´_ゝ`）「ま、待った弟者！」

（´<_｀ 　）「なんだ？最後に残しておきたい言葉でもあるのか？」

（；´_ゝ`）「違う！これは誤解だ！俺にはそんな趣味はない。」

（´<_｀ 　）「ほう。じゃあ、なんでまた、そんなおぞましいことを？」

（；´_ゝ`）「おｋ、今から説明しよう。…まあ、まずこれを見ろ。」

（´<_｀ 　）「これは…出会い系サイト…？」

（　´_ゝ`）「そう。…見ての通り、俺は女のフリをして、まんまと話に乗ってきた男を騙してるんだ。」

（´<_｀ 　）「なんでまたそんなこと…」

（　´_ゝ`）「昔は俺も騙される側でした。」

（´<_｀ 　）「…つまり、騙されっぱなしじゃ情けないから、今度が自分が人を騙そうと？」

（　´_ゝ`）「まあ、そういうことだ。」

（´<_｀ 　）「ただの八つ当たりだろ、それ……まあ、兄者の気持ちも、分からなくはないが。」

（　´_ゝ`）「流石弟者、話が分かる。」

（´<_｀ 　）「それで、さっき会う約束をしていたみたいだったが？」

（　´_ゝ`）「明日10時に渋谷ハチ公前。うまい棒を股間に挟んで待っていて、と約束させておいた。」

（´<_｀ ；）「良くそんな目印了承したな…」

（　´_ゝ`）「とにかく、明日が楽しみだ。」

（´<_｀ 　）「おにゃのこを待ってたつもりが、来たのはこんなキモオタだなんて、相手も相当がっかりだろうな。」

（　´_ゝ`）「何を！どうせ相手だって同類に違いない。…さて、それじゃあそろそろ寝るか。」

（´<_｀ 　）「ああ、おやすみ。」


　　　―――――次の日―――――


（´<_｀ 　）「兄者は相手の顔を見たらすぐに帰ってくるはずだから…」

（´<_｀ 　）「ふむ…もうそろそろ帰ってくる時間だな。」


ｶﾞﾗｶﾞﾗ


（；´_ゝ`）「………ただいま。」

（´<_｀ 　）「どうだった？その相手は現れたのか？」

（；´_ゝ`）「ああ…」

（´<_｀ 　）「それで、どんな奴だった？」

（；´_ゝ`）「………父者だった。」

（´<_｀ ；）「………母者に通報してくるよ。」