（ ´_ゝ○）

（　´_ゝ○）

（´<_｀　 ）「なんだそれ？」

（　´_ゝ○）「片眼鏡ですが、何か？」

（´<_｀　 ）「兄者、目悪かったっけ？」

（　´_ゝ○）「いや、悪くない」

（´<_｀　 ）「じゃあなんで？」

（*´_ゝ○）「『片眼鏡の男の人ってかっこいいよねー♪』って、通りすがりのおにゃのこが話してた。どうだ、似合ってるか？」

（´<_｀　 ）「正直微妙だ、兄者」

（　´_ゝ○）「…………」

---

（　´_ゝ`）「どうすればかっこよくなれる？」

（´<_｀　 ）「無理と思われ」

（　´_ゝ`）「初期パラメーターのせいか……死のう」

（´<_｀　；）「そう軽々しく死ぬなんて言わないでくれ」

（　；_ゝ；）「だって……だって……」

（´<_｀　；）「人は努力次第では、なんでも出来るって！」

（＃；_ゝ；）「それはリア充のお前の言っていい台詞じゃない！」

（´<_｀　；）「俺だって、好きでこんなモテカワスリムで恋愛体質の愛されボーイ♪　になってわけじゃない」

（＃；_ゝ；）「ぶっ殺してやる！！！」

（´<_｀　；）「マテ！　ときに落ち着け兄者！！！」

（´<_｀　；）「サ、サングラス！　サングラスならきっと似合うかもしれない！」

（＃；_ゝ；）「……本当か？

（´<_｀　；）「あ、ああ！　どんなブｓ……さえない男だって、サングラスをかければ、ハードボイルドなダンディに早変わりだ」

（　´_ゝ`）「……買ってくる」










（*●_ゝ●）「どうだ？　弟者！」

（´<_｀　；）「……微妙」

从･∀･ﾉﾘ人 从ﾟ∀从

（　´_ゝ`）「ときに弟者」

（´<_｀　 ）「なんだ、兄者」

（　´_ゝ`）「ふと思ったんだが、妹者とハインって見た目被ってないか？」

（´<_｀　 ）「いや、髪形がちょっと似てて口が同じなだけで、被ってるとはほとんど思えないが」

（　´_ゝ`）「ふーん、俺の考えすぎか。まあ確かに顔の作りも違うし、妹者のほうが太って……」




从･∀･#ﾉﾘ人ﾋﾟｷﾋﾟｷ




（#）ノ_ゝヾ）「……まさか聞いているとは」

（´<_｀　；）「この家で人の悪口は言えないな」

（　´_ゝ`）「まさに壁に耳あり障子にメアリー」

（´<_｀　 ）「タフだな……」

---

（　´_ゝ`）「ときに弟者」

（´<_｀　 ）「なんだ、兄者」

（　´_ゝ`）「俺が妹者やハインみたいな髪型になったところを見てみたくないか？」

（´<_｀　；）「想像しただけで吐き気が……」

（；´_ゝ`）「どんだけ拒絶してるんだと」

（´<_｀　；）「頼むからやめてくれ、な！」

（　´_ゝ`）「だって、あの髪型見たら無性にまねしたくなったんだもの」

（´<_｀　；）「見るだけでいいじゃないか」

（　´_ゝ`）「嫌だ！　俺はあの髪型になりたいんだ！」

（　´_ゝ`）「ﾍｼﾝｯ!」




从　´_ゝ`ﾉﾘ人




从*´_ゝ`ﾉﾘ人「なんだか生まれ変わった気分だ」

（´<_｀　；）「き、気持ち悪いっ！」

从；´_ゝ`ﾉﾘ人「お、おい！」

（´<_｀　；）「部屋から出て行け出て行け！」

从；´_ゝ`ﾉﾘ人「ちょっとしたイメチェンと思えば……」

（´<_｀　；）「うるさい猥褻物！」


ﾊﾞﾀﾝ


（´<_｀　；）「酷い物を見た……」

（´<_｀　 ）「…………」

（´<_｀　 ）「ﾍｼﾝｯ!」



从´<_｀　ﾉﾘ人



从´<_｀*ﾉﾘ人

（*´_ゝ`）弟者、弟者！

（*´_ゝ`）「妹者行こう、妹者！」

（´<_｀　；）「え？　妹者はまだ小学生だから財布は持たないだろ、常識的に考えて……」

（*´_ゝ`）「いや、ファンサービスだから」

（´<_｀　；）「……意味が分からん」

（#´_ゝ`）「いいから！　早く行こう！」

（´<_｀　；）「なんなんだ……」

---

（　´_ゝ`）「妹者ー、妹者ー！」

从･∀･ﾉﾘ人「なんなのじゃ？　兄者たち？」

（*´_ゝ`）「あふぅ……可愛い♪」

（´<_｀　 ）「兄者、キモイぞ」

（＃´_ゝ`）「失敬な！　自分の妹を可愛いと思うのは、世界の常識、この世の心理ジャマイカ！」

（´<_｀　 ）「兄者のそれは、度を越している」

从･∀･ﾉﾘ人「どうしたのじゃ？」

（*´_ゝ`）「おっと、妹者の可愛さで、つい本題を忘れていた」

（´<_｀　；）「忘れるなよ……」

（*´_ゝ`）「妹者、こいつを見てどう思う？」

从･∀･ﾉﾘ人「お財布……なのじゃ？」

（´<_｀　 ）「ああ、うちの前にこれが落ちていてな。誰の落し物なのか尋ねて回ってるんだ。でも、流石に妹者のものでｈ从･∀･*ﾉﾘ人「それは妹者のお財布なのじゃー！」

（´<_｀　；）「ええっ！？」

从･∀･*ﾉﾘ人「妹者が、妹者がそのお財布を落としちゃったのじゃ！　一生懸命さがしたのじゃ！　でも、見つからなくって、とっても困ってたのじゃー！」

（；´_ゝ`）「マジで！？　妹者、十ﾏｿも持ってたのか？」

（´<_｀　；）（兄者、中身覗いたんだな……）

从･∀･；ﾉﾘ人「え、ええとー……うん、そうなのじゃー。お年玉でたっくさんもらってたのじゃー」

（´<_｀　 ）（ん？　……怪しい）

从･∀･；ﾉﾘ人「妹者が可愛いからって、叔父者がたっくさーｎ∬；´_ゝ`）「ねえ、ちょっとあんたたち！」

（　´_ゝ`）「お？　なんだ姉者突然？」

∬；´_ゝ`）「大変なのよ！　大変大変！」

（´<_｀　；）「何が大変なんだ？　ときに落ち着いて理由を言ってくれないとわからないぞ」

∬；´_ゝ`）「それがね、落としちゃったのよ！」




∬；´_ゝ`）「　財　布　　！　」





（　´_ゝ`）「！！！！」（´<_｀　 ）从･∀･；ﾉﾘ人

∬；´_ゝ`）「十万も入ってたのｎ……って」

∬*´_ゝ`）「きゃああああああああーーーーーー！！！！　それ、私の財布じゃない！！！！　見つけてくれたの？　ありがとおおおお」

∬*´_ゝ`）「謝礼を一割あげたいところだけど、生憎これから予定があってねー♪」

∬*´_ゝ`）「ごめんねー！　じゃあねーー！！！」






从･∀･；ﾉﾘ人「…………」

（；´_ゝ`）「妹者……？」

从･∀･ﾉﾘ人「まあ、こんなこともあるのじゃ。落とした姉者が悪いのじゃ」

（´<_｀　；）「妹者……なんて恐ろしい子……」

（ ´_ゝ`）実はな……

（　´_ゝ`）「うちの前に財布が落ちててさ、警察署に届けようと」

（´<_｀　；）「嘘だ！？　兄者なら、拾ってそのままパクるに違いない！」

（#´_ゝ`）「ＯＫ、ぐちゃぐちゃになりたくなかったら黙ってろ」

（´<_｀　；）「把握……」

（´<_｀　 ）「だが、うちの前に落ちてたんなら、家族の中に落とし主がいるんじゃないか？」

（　´_ゝ`）「ああ、確かにその可能性も否定できない」

（´<_｀　 ）「寧ろその可能性のほうが大きい。じゃあ、ちょっくら尋ねてみようか」

（　´_ゝ`）「『尋』っていう文字、エロいな」

（´<_｀　#）「今度は兄者が黙ってくれ」

---

（　´_ゝ`）「まずは誰に聞こうか？」

（´<_｀　 ）「父者だな。常に財布持ち歩いてるからな」

（　´_ゝ`）「よし、決定だ」







（　´_ゝ`）「おーい、クソ親父」

　彡⌒ミ
（＃´_ゝ`）「わしの精子から生まれた分際で生意気な！」

（´<_｀　；）「兄者、初っ端から家族に喧嘩を売るのはやめろ。それに父者、その言い回しは気持ち悪いからやめてくれ」

　彡⌒ミ
（＃´_ゝ`）「むぅ……それで、一体なんの用だ？　話の内容によっては、この家から追い出すぞ」

（　´_ゝ`）「まあ、父者。とりあえずこれを見てくれ」

　彡⌒ミ
（*´_ゝ`）「なんと、くれるのか！？　はははｗｗｗ、前言は撤回してやろう」

（　´_ゝ`）「父者にやるくらいなら、ドブに捨てたほうがマシなわけだが」







（；´_ゝ`）「部屋から追い出されてしまった。何が原因だったんだろうか」

（´<_｀　；）「最初から最後までが大問題だと思うが」

（；´_ゝ`）「まさか！？」

（´<_｀　；）「兄者が仕事に就けない理由がよくわかったよ」

（　´_ゝ`）「まあ……とりあえず父者ではなかったようだな」

（´<_｀　 ）「じゃあ、次は……

（´<_｀ ；）あ、兄者……

（　´_ゝ`）「ちょっと警察署行ってくる」

（´<_｀　；）「あ、兄者！？　……早まるな！」

（´<_｀　；）「馬鹿でアホでドジで間抜けで、悪口の代名詞として存在してるんじゃないかと疑われるくらいの愚か者なうえ、短小包茎、祖チンをわずらい、男としても情けない駄目人間であり、そもそもそれを使う機会がない、万年童貞」

（´<_｀　；）「このように、人として底辺の位置に付けられているだけでなく、ニートで職がなく収入０。家計を常に圧迫し続け、家族を悩ませているのに、本人は全くそんなことおかまいなしにパソコンを弄り続け、電気代やネット代などまるで関係ないかのように、昼夜自分勝手に遊び続けている、人間の枠を超えて、この世の全生物の中でも最低ランクである屑野郎だが……」

（；<_；　 ）「捕まるようなことだけはしないと信じていたのに……」

（　　_ゝ ）ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ……








（<ヾ；）＠～「あ”あ”……っ」

（＃´_ゝ`）「言いたい放題言いやがって！　誰も罪犯したなんて言ってないだろうが！」

（<ヾ；）＠～「だってロリコンの兄者が警察に行く用なんて、それくらいしか……」

（＃´_ゝ`）「お前は全世界のロリコンを敵に回した。よって俺も今からお前の敵になった。踏み潰されても文句は言えんな？」

（<ヾ；）＠～「ロリコンは認めるのｋ……ちょｗｗｗ俺が悪かった、俺が悪かったから！」

（＃´_ゝ`）「まったく……」

（<ヾ；）＠～「それで、一体何のために警察署なんかに？」

（　´_ゝ`）「ああ。それはな……」

（#´_ゝ`）……

（#´_ゝ`）「ちょっと待った！」

（´<_｀　；）「うおっ！？　いきなりなんだ、兄者」

（#´_ゝ`）「人がちょっと黙ってただけで、チョコレートをもらえなかったんだと決め付けやがって」

（´<_｀　 ）「なんだ、その台詞……まるでチョコレートをもらったような言い方だな」

（*´_ゝ`）「そうだ！　実はそうなんだ！」

（´<_｀　 ）「……兄者」

（　´_ゝ`）「何だ？」

（´<_｀　 ）「店で買ったものをカウントしちゃ駄目だぞ」

（#´_ゝ`）「俺がチョコをもらうのが、そんなに気にいらないか？」

（´<_｀　 ）「いや、気にいらないわけじゃないが、これまでの様子をみてるとありえない」

（　´_ゝ`）「うん、まあ確かにそうだよな。これまでの俺の様子を見て、チョコレートをもらったなんてこと想像するほうが難しいか。だがな……」


　　　　　　∞
　　　　　　□
（*´_ゝ`）ノ　　ｼﾞｬｰﾝ！



（*´_ゝ`）「今日の朝郵便受けを覗いたら、俺宛のラブレターと共にこのチョコがｗｗｗｗうはｗｗｗｗ俺テラモテスｗｗｗｗｗ」

（´<_｀　 ）「兄者……」

（*´_ゝ`）「どうだ！　驚いて声も出ないか」

（；<_；　 ）「兄者にラブレター＆チョコなんてありえない……それは実は嘘で、本当は殺してでもうばいとってしまったんだよな？　なあ頼む、自首してくれ、兄者……」

（#´_ゝ`）ﾋﾞｷﾋﾞｷ




「あ、兄者！　俺までもか！？　二人目は罪が重く……「うるせええ！！！　黙れええええぇぇ！！！！！」







从･∀･*ﾉﾘ人

バレンタインデー

（　´_ゝ`）「…………」

（´<_｀　；）「…………」

（　´_ゝ`）「…………」

（´<_｀　；）「…………」

（　´_ゝ`）「……（´<_｀　；）「ＯＫ、兄者」

（´<_｀　；）「何かしゃべってくれ。黙ってると不気味で仕方ない」

（　´_ゝ`）「…………」

ミルキ～はママの味♪

（　´_ゝ`）「……っていうけど、俺らの家に関しては例外だよな」

（´<_｀　 ）「ああ。あんなに甘いわけがない」

（　´_ゝ`）「寧ろ、暴君ハバネロ並に辛くてもお釣りがくるくらいの厳しさだよな」

（´<_｀　 ）「まったくだ。不二家も、もうちょっと個人差を考えて作ってくれないと困る」

　　＠＠＠
　＠# _、_＠
　 （　　ﾉ` ）「あんたら、何の話をしてるんだい？」
　　　 ^


（；´_ゝ`）「は、母者！？」（´<_｀　；）


（；´_ゝ`）（ああ……人生オワタ……）

（´<_｀　；）（このままでは確実に頃されてしまう。何か言い案は……そうだ！）

（´<_｀　；）「妹者の遠足が近いだろ？　それで、何のお菓子を持っていけばいいか妹者に相談されて、それを考えてたんだよ。なあ兄者？」

（　´_ゝ`）「え？　ただ母者の悪口を言ってただけだが」

（´<_｀　；）「……ＯＫ、今日ほど兄者を流石だと思った日はないよ」



　　＠＠＠
　＠# _、_＠
　 （　　ﾉ` ）
　　　 ^



（；ノ_ゝヾ）「弟者ー……何故顔を見て話をしてくれないんだ？」

（ノ<_〟＃）「うるさい、馬鹿！」

（ ´_ゝ`）孫の手

（　´_ゝ`）「孫の手ってあるじゃん」

（´<_｀　 ）「ああ、背中が痒いときに使うやつな」

（　´_ゝ`）「あれって、男なのかな？　女なのかな？」

（´<_｀　；）「さ、さあ……」

（*´_ゝ`）「もし女だったら、物凄い嬉しくならないか！？」

（´<_｀　；）「いや、別に……」

（*´_ゝ`）「おにゃのこに背中を掻いてもらうとか、リア充杉だろｗｗｗ」

（´<_｀　；）「でも、所詮有機化合物だし……」

（*´_ゝ`）「しかも、”孫”の手って言われてるくらいだし、あれは……幼女！？」

（*´_ゝ`）「ふひひひひｗｗｗｗｗ幼女に背中を掻いてもらえるなんてｗｗｗｗｗ」

（´<_｀　；）「飢え過ぎだろ……」

（#)ノ_ゝヾ）ノお待たせー

（#)ノ_ゝヾ）「はー、終わった終わった」

（´<_｀　 ）「これでまた更新再開できるな」

（#)ノ_ゝヾ）「忙しくても、この日記のことは一時も頭から離れることはなかった！」

（´<_｀　 ）「『面倒だから、もうこのまま閉鎖しちゃうかな』とか聞こえたのは、空耳だったんだろうか」

（#)ノ_ゝヾ）「この傷が全てを物語ってます……本当にありがとうございました」